就活クールビズ!??

毎日暑いですが、仕事の時は長袖のジャケット着用か
スーツで頑張っている森内です。

 

最近、就活クールビズなるものを目にしました!!

 

http://matome.naver.jp/odai/2143737368632113101

今年のAOKIのHPにはこんなスタイルが

出典blogos.com

就活生にジャケパンスタイル?

しかも、「グレーのジャケットをお勧め」????

またこんなことが定着してしまうようでは困る!!と
危惧しているのは私だけでしょうか?
スーツとジャケパンではそんなに暑さは変わらないと思うのですが・・

 

結局、売りたいものを 新しい形、提案と言って
アパレル業界が仕組んで売り込んでいるのですね。

それに踊らされる就活生は何が正しいかわからず翻弄されることになって
気の毒です。

そもそも、就活スーツに黒スーツを提唱したのもアパレル業界です。

ビジネススーツの基本は濃紺とチャコールグレーですから!!

就活生は濃紺の夏用のスーツを着ればいいだけのことだと思います。
紺色が相手に与える心理効果は、信頼や誠実。
就活生や新入社員は濃紺のスーツがあればいいとさえ私は考えています。

 

 

スーツを涼しく着ようとするなら、裏地を簡略化する「背抜き」にするとか、
涼しい素材のスーツも量販店で売っていますし、ネクタイも涼しげな織のものも出回っていますので、
うまく取り入れることで 随分涼しげな印象になると思います。
↓写真はフレスコ織の夏向きタイ
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こうしたビジネスの基本的な装いを教えられることなく、都合の良い情報
だけを発信され、何が正解かを求めて右往左往する学生さんは大変ですね。

業界や職種によっては、スーツも着ないでラフな格好でという企業も
あると思いますし、お客様に合わせて臨機応変装いを変えるという柔軟性は必要です。

ただ過度なクールビズの考え方には、どうしても賛成しかねます。

それは、服装は相手への敬意の表れだからです。

 

やはり、就活生、新入社員のうちから しっかりとしたビジネスでの装いや
立場や役職に見合ったスーツの着こなしルールを学ぶべきだと考えます。

基本を知ったうえで着こなしを崩すことはできますが、
基本を知らないで、崩すことはできないからです。
知っていて敢えて選択するのと、訳わからず着るのとでは全く違います。

 

「考えが古い」とか「堅苦しい」というご批判もあるでしょう!
しかし、日本人として「相手に礼を尽くす心」を伝えていかなくてはならないと思うのです。

服装にこそ、それが現れると思っているからです。

「正しいスーツの着こなし研修」やっています
https://brilliant-impression.co.jp/?p=1267