東海TV 中部財界人新春サロン
1月4日、東海テレビで放送された、
「中部財界人新春サロン」という番組、ご覧になりましたか?
中部の主要企業のトップ11人が今年の景気や課題などを議論する番組です。
このように社を代表してテレビに出たり、公の場に出るときの服装は
その人のイメージ=企業イメージとなるため非常に重要ですね。
さすが、中部の主要企業のトップということだけあって
どの方もきちんとしていらっしゃって感心いたしました。
このような時に服装のどこに注意を払えばいいか、または
どこがみられているかというポイントをお伝えいたします。
①スーツの色
まずはスーツの色ですが、ビジネスにおいて信頼感を与える色は
「濃紺」です。新春と名のつくおめでたい場でもありますので
「濃紺」が間違いないと思います。
ほとんどの方が紺無地スーツをお召しになっていました。
ちなみに国際的に見ると黒いスーツはビジネス、公の場では
着ないことが多いです。
②シャツ
司会の方以外は白いシャツだったと思います。
このような場に出るときは、ボタンダウンはカジュアルになるので
避けたほうがよろしいかと思います。
また、シャツの襟先がスーツの襟の中に入るワイドスプレッドが
今は古臭さを感じさせないので○です。
③ネクタイの色と柄
ネクタイの柄にも意味があります。
ストライプは戦うイメージ、強いリーダーシップなどを
印象付けます。
ビジネスで万能なのは、青系の小紋柄か無地のタイ。
また、トヨタ自動車副社長のされていた
濃紺のスーツに紺地に白ドットのタイはこの場にふさわしい
申し分ない着こなしです。
また、色に関してはスーツと同じく青、紺系が信頼をあたえる色です。
赤は情熱やリーダーシップなどを印象付ける色なので、
自分がどのような印象を与えたいかによって、タイの
色や柄をチョイスするとよいでしょう。
なぜそのスーツで、そのタイをするのか、
服装には、明確な意図が必要なのです!
※小紋柄でも、ブランドのCが重なった模様やGやH、
小動物がちりばめられた柄は
ブランドの宣伝マンのようですので避けたほうが良いでしょう!
④袖元
今回のように全身が映らない場合は、話すときの手元に
視線が行きます。
スーツの袖からシャツが出ていることはもちろん
企業のトップとしての品格を表すために、シャツはダブルカフスで
カフリンクスをされるのがよろしいと思います。
⑤その他
髪は短く整髪料を使って整えてあるか、
眼鏡のフレームの色や形はお顔に合っているか、
また、見落とされがちですが、座っているときの姿勢
話し方、手の位置などすべてが、その人のオーラとなって
見ている人へ 印象付けられているのです。
司会の方の服装は少しToo much!でしたね。
柄、柄、柄でどこか無地で引き算しても良かったかも(^-^;
いかがでしたでしょうか?
要は頭からつま先まで神経を行き届かせて
おかなければならないということだと思います。
知らない間に恥をかくことのないようにしたいものですね!
日本では知られていない、スーツに関するルール。
経営者はもちろん、ステイタスが上がれば上がるほど
知っておくべき教養の一環です。
スーツのルール「それ知りたい!」と思われた方は
こちらまでお問合せくださいね。