三人目の営業マン
さて、最後の営業マンはどうだったか・・
財閥系企業の営業マンで、
紺のスーツにノーネクタイのスタイルで来訪されました。
背が高く、髪は前髪を上げて、腰の低い落ち着いた印象。
お車は?と聞き、「駐車場へお停めください」と言いましたが
「遠くに停めてきましたので・・・ありがとうございます」とやんわりお断り。
家に上がっていただき、「上着お脱ぎになりますか?お預かりしましょうか?」
と問いかけるも、「このままで結構です」とこれまた固辞。
家を内覧した後、お話をしたり、電話での言葉使いなど聞いていましたが、教育が行き届いていて、敬語は完璧。配慮のある落ち着いた話し方も好印象でした。
ひとつ残念なのがこれまたシャツ。長袖だったのは〇ですが、
白地に黒いボタンの、しかもボタンダウン!!
Why Japanese people????
どうして日本人営業マンはスーツにボタンダウンンのシャツを着るのか?
それ、すご~く変です!
ボタンタンダウンのシャツははスーツには着ません!
ポロ競技の時に襟がパタパタするということでボタンで留めたのが始まりなので、ボタンダウンはヨーロッパでは外で着るもの、学生が着るもの、カジュアルなものという印象。
スーツに着るのは「ドレスシャツ」と言い、ワイシャツやカッターシャツとは呼びませんし、半袖などはそもそもありません。
日ごろ皆さんが着ているスーツの着こなしはいかがですか?
マナー違反やルール違反があると目立ちますし、
何より「もったいない」です!!
ということで、三人目の営業マンの外見は、ボタンダウン以外は好印象!お話の仕方、敬語、立ち居振る舞いも落ち着きがあり、若者から、年配のお金持ちまで幅広い年代から信頼感を得られるという点では、ダントツの安心感です。
一方サービスの面では少し残念で
査定価格も前の2社とはずいぶん開きがあって予想以上の低価格。
販売を委託した際の取り組みやお客様本位の保証サービスやアフターサービスなどは他社との差は大きくブランド力に頼っている感がありました。
では、三人目の営業マンの方はすぐお断りか、というと
丁寧な対応、話し方、身だしなみが与えてくれる信頼感を裏切るのはなかなかハードルが高く、「スパッと断るのが申し訳ない」という心理になることに気付きました。
三人の営業マン結局のところどうだったか・・
1人目営業 |
2人目営業 |
3人目営業 |
|
外見 |
× |
△ |
〇 |
応対の仕方 |
△ |
〇 |
◎ |
価格 |
◎ |
〇 |
× |
サービス |
〇 |
〇 |
× |
後日フォロー |
○ |
△ |
× |
合計 |
8 |
8 |
4 |
◎3 ○2 △1 ☓0
そこで、イメージコンサルタントとして、改善方法を考えてみました。
【1人目の営業マン】
感じがよくて、人柄の良さが感じられる一方、外見や第一印象による信頼感が得られず、残念でした。
スーツを着て、外見を整え、敬語の使い方など訓練して、若い方から年配の方まで幅広く好感をもたれるような印象マネージメントをすれば、もっと即契約や契約率が上がると感じています。
【2人目の営業マン】
全体として、平均以上の好感度や丁寧さはあると思います。しかしどれも普通で少しもったいない気がします。ジャケットパンツをきちんと着こなす。シャツを洗練したものにする。髪形をツンツンスタイルから少しエレガントな短髪横分けにする(サッカー選手に多い)など。 印象を意識して、普通だけどなんか素敵!を目指されるといいと思います。
【3人目の営業マン】
さわやかで、好印象。清潔感があり、上品な話し方。スーツの上着を脱がず、かたくなな印象もありますが、ポリシーが感じられそれはそれでいいと思います。
提案力やサービスで他社と差が付けられても、あっさり「さようなら~」とならないのは、やはり印象マネージメントが功を奏しているから。スーツのワンランク上の着こなしを手に入れられれば、こだわりの経営者層からももっと評価されるかもしれません。 後はサービスの充実でしょうか。
続く
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